1月31日(水) ケアハウス香楽園 2階集会室において
『身体拘束委員会 職員研修会』が開催されました。
居宅部門・デイサービス部門・給食部門・ケアハウス部門より10名の職員が参加しました。
今回は介護施設での高齢者に対する身体拘束・虐待について研修資料をもとに職員間での
質疑応答や実際に車いすやベッドを使用しての身体拘束・虐待につながる行為などを
体験し、意見交換するなど盛り沢山の内容で実施致しました。
↑ 参加職員のディスカッション
↑ 車イス上で実際に拘束を体験する職員
↑ パーテーションを壁に見立て、ベッド柵を用い拘束状態を体験する職員
介護施設や家庭において高齢者に対する身体拘束・虐待は増加傾向にあるということです。
健仁会では身体拘束は原則、認めない・行わない方針です。
しかし知識や経験、技術の不足や職員の感情コントロールの問題などで身体拘束に
繋がり、虐待に至ってしまう様な問題は起こりうることです。
今回の研修ではベテラン職員から新人職員までが部門の枠を越えて質疑応答できました。
日頃行っている何気ない行動の中にも身体拘束に繋がる行為が多く潜んでいることに
気づくことができました。
拘束を体験した職員は「動けない事が不安や恐怖に感じる」などの体験談を発表していました。
今日の研修が有意義なものとなるよう、知識や技術を高めつつ、
わからない時は上司・同僚に相談や質問をして
問題の解決に取り組んで参りたいと思います。
ありがとうございました。