10月31日(金) ケアハウス香楽園 2階食堂において香楽園の田尻栄養士による『栄養指導』が行われました。
今回のテーマは
食欲の秋 ~旬の食材を食べて元気に過ごそう~






田尻栄養士の講演の内容を一部紹介しますね。
食欲の秋と呼ばれる理由ご存じですか?
・秋になって過ごしやすくなるため、夏バテで食欲が低下していた反動もあり、食欲が増したと感じやすい
・日光を浴びると脳から分泌される「セロトニン」が夏と比べて
日照時間の短くなる秋には分泌量が減少するので、食欲を抑える働きが弱くなり、食欲が増してしまう
旬の食べ物は栄養価が高く、おいしくて安価に入手でき、その季節に必要な栄養素を効率的に摂取できます。
そこで食欲の秋に旬を迎える食材をいくつか紹介。
さつま芋
ビタミンCが豊富ででんぷん質に覆われているため加熱しても壊れにくい。風邪の予防に役立つ。
かぼちゃ
緑黄色野菜でβカロテン・ビタミンC・ビタミンE・カリウムなど栄養素がバランスよく含まれている。
特にβカロテンは体内でビタミンAに変わり、のどや鼻の粘膜を強化して風邪やウイルス感染を防ぐ
バリア機能をサポートします。
秋鮭
アスタキサンチン・DHA・EPA・ビタミンB群・ビタミンA・ビタミンDを多く含む。
アスタキサンチンは発がん予防や生活習慣病予防によい。ビタミンB群は体の代謝を助け、疲労回復に役立つ。
柿
ビタミンC・βカロテン・カリウム・リコピン・食物繊維・ポリフェノールなどが含まれる。
秋は寒暖差が激しく空気も乾燥するので風邪をひいたり体調を崩しやすい時期です。
旬の食材をたくさん食べて健康な身体作りをしましょう。
ケアハウス香楽園の食事にも旬の食材がたくさん使われています。
これからも職員一同ご入居者様の健康管理に励みます。
ありがとうございました。